概要
社会人であれば誰しもが1度は経験しているのではないでしょうか、
上司や先輩、尊敬していたはずが・・・ふとした言動でガッカリしてしまうこと。
こちらがやる気満々でも、上司にやる気が無かったり、
自分の想像する社会人の理想像からかけ離れた態度の先輩だったり、
思わぬところで違和感を感じてしまうと、働く意欲が一気に下がります。
今日はそのような上司・先輩の言動を、経験に基づいて書かせていただきます。
自分も同じ道を辿ることのないように気を付けたいですね。
(1)話を聞いてくれない
「今お時間よろしいでしょうか?」「ごめん、今忙しいからあとでね」の流れで、
「あとで」がいつまで経っても来ない、ということがありました。
2回目声を掛けると、「ああ!ごめん!忘れてた、何?」という感じで・・・
忙しいのは十分にわかるのですが、いつ声を掛けても毎回それでは話になりません。
いい加減、こちらから話しかける気も失せてしまいます。
最終的には社内チャットツールやメールを利用していましたが、
業務がスムーズに進まず、最終的にこちらが締切りに追われることになってしまい、
本当に迷惑な上司でした。マネジメント管理できないなら役職に相応しくありませんね。
(2)話したことを(正しく)覚えていない
「○○は○○って言ってたけどあれからどう?」「(はぁ・・・?)」という
こちらから話した内容を覚えていない、もしくは正しく覚えていない上司が多いです。
「いや、そのあとまた会話して結果はすでに報告したじゃん」だったり、
「○○なんて言ってない、●●だと話したじゃんか」だったり・・・
これも忙しいのはよく分かりますが、話したことを覚えていなかったり、
勘違いしているようでは本当に会話する意味がありません。
証拠なんて突きつけたくないですが、会話したことを証明できないのであれば
それこそまたチャットツールやメールで記録が残るように報告するしかないですよね。
でもこういう上司は口頭説明を好む傾向があります。本当に面倒です。
(3)自分のことに必死
部下や他人を気に掛ける余裕のない、自分のことだけで必死な上司・先輩もいます。
先輩は良いとしても、役職のある上司であれば、ちょっと納得いかないですよね。
日本には、実力が無くても勤務年数などでそのまま自然と役職のつく企業もありますが、
「実力の無い」人が上に立っても、「実力のある」新人が辞めていってしまうだけです。
会社としてもいつまでも発展せず、せっかく人を雇っても長続きしない、
といったことの繰り返しになりがちです。離職率の高い職場は避けるべきです。
(4)部下や後輩に責任を押し付ける
これは最悪のパターンですが、上司・先輩が自分のミスを部下・後輩に押し付けることもあります。
わざと押し付けてくるときは反論できますが、上司・先輩が自分のミスであるということに
そもそも気付いておらず、部下・後輩のミスだと勘違いしていることもあります。
これは本当に厄介です。一々言いたくないですが、ただ、上司がそれは間違いだったと
自力で気付いたら気付いたで「なんでそう言ってくれなかったんだ」と怒られることもあります。
事態がどう転んでも理不尽ですよね。こちらは何も悪くないのに。
(5)約束を守らない
これは(1)話を聞いてくれない、に通じるものがあります。
「あとで」と答えたのであれば、本来、「あとで」と答えた上司・先輩の方から
こちらへ「今ならいいよ」とか「さっきの何だった?」とか声掛けが必要です。
それが一切なく、その日そのまま終わってしまう(帰ってしまう)ということがあります。
帰る前に上司を探したら、別の人から「もう帰っちゃいましたよ」と聞いたり、ですね。
はい、3回目ですが、本当に忙しいことや疲れで早く帰りたいことはよくわかっているのです。
でも、自分で言ったことくらい、きちんと覚えて、そして守ってほしいものです。
経験則ですが、こういった約束が守れない人は大抵、会議などの開始時間も守れません。
(6)マネジメントがきちんと出来ていない
やはり総合すると、ここに着地しますね。
マネジメントがきちんと出来ていないと、業務も適正に回せませんし、
コミュニケーションや協力体制など、何もかもにズレが生じてしまいます。
いくら個々で努力していても、マネジメント出来ない上司がいるだけで
一気に歯車は狂ってしまい、誰もが100%の実力を出し切れず、結果も出ません。
そして、そういうことに気づかない上司が多すぎます。
結果が出ていないのは現場が悪いのではなく、マネジメントが出来ていない証拠です。
(7)目先の利益しか見えていない
優秀な部下や後輩もたくさんいます。
そのような人たちは、かなり先まで見据えて新しい企画を考えたり、意見を出してくれます。
でも、知識やスキルの少ない人、もしくはやる気のない人が上司や先輩の場合、
目先の利益しか見えてないことが多いです。あるいは直近の目標やノルマですね。
目標やノルマがなぜ設定されているのか、それを達成する目的は何なのか、
しっかり考えて意欲的に動く上司・先輩というのはとても少ないです。
いくら部下や後輩が優秀でも、それでは会社に対して全くプラスの効果を発揮しません。
中には自覚のある部下や先輩もいて、まるで妬みのように意見を否定することがありますが、
それこそ会社の将来について何も考えていませんし、人事が雇用に割いた時間も無駄になります。
(8)人によって態度が違う
人間なので誰しも好きな人や、嫌いな人・苦手な人というのはありますが、
業務中にそのような態度をあからさまに出すような上司・先輩は尊敬に値しません。
対象が自分でなくても、見ていて気持ちのよいものではありませんし、
そういうことを平気でする人は、今は気に入っている人であっても
些細なきっかけ1つで突然、手の平を返すように冷たくしたりします。
誰にとっても、会社にとっても、マイナスにしかなりません。
まとめ
経験に基づいて散々書き連ねましたが・・・
もちろん、素敵な上司・先輩もたくさんいます。ただ、心から尊敬できる人は僅かです。
素敵な人に巡り合い、その人と同じ環境で働くことが出来たら一番ですね。
上司・先輩というのは正直、入社してみないと分からない部分があります。
ある程度日が経つと、だんだん冷たくなる先輩もいますし、
最初は頼れる上司だと思っていたら、ミスばかりの人であるときもあります。
もし事態によって深刻に悩むようであれば、まずは社内で信頼できる人に相談し、
少しでも現状を変えられないか伝えてみることが大事です。
ただ、経験則ですが・・・そのような相談をしたことがどこからか漏れてしまい、
会社に居づらくなってしまうこともあります。
また、そのような問題のある人を雇っている会社に相談したところで解決しない可能性も高いです。
そうなると、潔く転職に踏み切る方が、時間のロスが無いと思います。
人生には限りがありますので、最短ルートで、後悔のない選択をしましょう。